ジャニーズWESTにドボンと落ちた話~溺れるナイフを添えて~

どうも、こんばんは。

前回の更新から気づけば5か月たっていました。

いろいろ書きたいことはあって下書きにためこんでるんですが、タイミングを見失ったのでとりあえず近況を書き残しておきたいと思います。

いやーこの5か月っていうか今年に入ってからというかほぼ4月に集中してますけどジャニオタ界隈激震でしたよね…でも今回そこは触れません。言いたいのはひとつだけ。

ジャニーズWESTにハマっています。

自分が一番驚いていますがマジです。FCも入会済みです。

Twitterにはリアルタイムで沼に落ちていく様子が記録されてるんだけど、記憶が薄れないうちにまとめておこうと思って久々にPCを開きました。長いうえにオチもありませんが、お暇な方はどうぞ!

 

 

きっかけは突然やってきました。3月に突入したその日、妹から届いたLINE。

「昨日のTOKIOカケル見た?超面白かったから暇なら見て」

それはジャニーズWESTが全員でゲストに来た回でした。そもそもゆるゆる嵐担の我々姉妹は嵐以外の番組はさほど見ていなかったんですけど、私が去年唐突にJUMPに手を出し、昨年末に妹が唐突にケンティーにハマった流れで他Gの情報を求めるようになり、中でもTOKIOカケルは後輩が来る頻度が高いのでよく見ていた。(まさかこんなデリケート案件になるとは思っていなかった…のですが今回は触れない)

恒例のジャニーズ年表は見ているだけで酒のつまみになるし、WESTが出ると何かで見て録画しよっかなと思った記憶はあるんだけど、そのときは目当てがいるわけでもないのでスッカリ忘れて放送日が過ぎていました。でも面白かったなら見てみるかと魔法の箱で動画を探し(小声)見たんです。そしたらまー面白かった。普通に笑いました。

その日のTwitterには「トキカケWEST面白かった。濵田くんのなで肩とソロ発言で超笑った」的なことが書いてありました。「WESTについては一般人並みの知識しかなかったから初心者向けの基礎知識を得た」「ばどの由来を学んだ」とも書いてあった。つーかばどをわかってなかったんかい!いま打ってて驚きました。無知すぎる。

というのも、マジでWESTには全然興味なくて、年末の歌番組特番でええじゃないかズンドコおーさかあいあい的なものを賑やかに歌っている関西の若者たちとしか思っておらず、嫌いではないけどデビュー組の中では一番遠い存在って感じ。それ以上でも以下でもなかった。

でもTOKIOカケルで見た彼らは、上手く説明できないけど、明るくてキラキラしていて一生懸命で、なんだかとても新鮮でした。名前と顔が一致してるのは中間くん桐山くん小瀧くんくらいだったけど、見終わるころには7人の判別がつくようになっていたのもびっくりだった。前列後列並び順がくるくる入れ替わるのも新鮮だった。トークも平等に振られるし、特に誰かひとりが目立つわけでもないし、濵田くんのなで肩トークが印象強かったけどひとりだけ弄られるわけでもなく、なんか平和だ!いい意味で!と思った。あと最後の電気ビリビリ芸の印象もあったかも。7人でわっかになって手をつないでワーワー言ってるのが超かわいかった。

とにかく好印象で見終えたわたしは「試験終わったら『溺れるナイフ』借りて見よ」と呟いています。これが自分でもよく覚えてないんだけど、WESTだったら顔的には重岡くんかな→私服がダサい選手権で満場一致でダントツ1位→メンバーからヤバいダサいと弄られて苦笑する顔がかわいい→そういやなんか映画出てたな。見てみるかっていう流れだった、気がする。ほんとはライブDVDが見たかったけど周りにWEST担もいないしいきなり買うのはさすがにな…とりあえずレンタルできるやつでいっか、みたいな。これが運命の1作になるとは知らずに…

こういう「今度〇〇見てみよ~」ってやつ、わたしはだいたい見ないで終わるんですけど、この時はたまたま数日後、大野くん知念くん出演の「忍びの国」を見たくてTSUTAYAに行ったついでに借りたんですね。それがなかったらわざわざ借りなかったかもしれない。そのうち忘れて、こんなブログを書いたりもしていないかもしれない。(ちなみに「忍びの国」は借りた日にすぐ見た。大野くんには毎度驚かされるよ全く!)

溺れるナイフ」に関しては、原作の漫画の存在は知っていたけど未読、映画化されたことは雑誌か何かで見てうっすら知ってた、その程度でした。菅田将暉くんの演技力は去年の大河ドラマ(直虎)で見せつけられていたので、菅田くんが主役ならそんなトンデモじゃないだろう、重岡くんはクレジットは3番手だけどジャケットからしてそこまで出番が多いわけじゃなさそうだな、という気楽な気持ちで週末の夜に見たんですけど…

あまりにも重岡くん演じる大友が良すぎた。

話が逸れますけど、今年はインプットしたものを記録しておこうと思って、読んだ本とか映画とかドラマとか、なるべくメモしてるんです。このときもメモとりながら見てたんだけど、話が進むにつれて心が千々に乱れ、比例してメモも乱れまくってます。途中から「しげおかくんやば…かっこいい…こんないい役やってたの…大友…まゆげ…キスシーンやば…」みたいなことしか書いてない。恥ずかしすぎる。

溺れるナイフ」と大友についてはすばらしい考察ブログがたくさんあるので、いまさらわたしが書くことはないんだけど、わたしがぐっときたのは、菅田くん小松菜奈ちゃん上白石萌音ちゃんという錚々たる実力派に囲まれて、重岡くんが全く浮いたり見劣りしたりしていなかったことです。それはたぶん、演技が上手いとか下手とかそういうことではなく、自分をよく見せよう、爪痕を残してやろうという気負いを全然感じなかったからかなと思う。この若さで、このキャリアで、どうやったらその境地にいけるのかわからないけど、重岡くんは自分にできること、できないことを客観的に把握できている人なんだろうなと思ったわけです。わたしはそういう人にめちゃくちゃ弱い…二宮担だっていうことで察してください。(余計なお世話だけど全二宮担にも見てほしい。絶対好きだから…本人同士は全然似てないのにデジャブ感じる瞬間が絶対あるから…)

とにかくすっかり重岡くんに、というかその時点では大友が好きなのか重岡くんが好きなのか自分でも謎だったけど、参ってしまったわたしは数日後「溺れるナイフ」コレクターズ・エディション(Blu-ray)を購入。メイキングで大友とアイドルの間をゆらゆらする重岡くんを見て、これはもうだめだ、降参だ…と観念したわけです。

その後すぐに買ったのが最新DVD「なうぇすと」で、これがいい意味でびっくりで、かっこいい!面白い!かわいい!が怒涛の勢いで押し寄せてきて、呆然としてる間に2時間が終わっていた。ほんと音楽番組の功罪だとは思うんですけど、あまりにも関西色の強い曲のイメージしかなかったので、普通のガシガシ踊るかっこいい曲とか泣きたくなるような沁みる曲を歌ってるなんて想像もしていなかった。本当にいい意味で裏切られました。

あと衣装ね!衣装がめっちゃかっこいい!凝ってる!布が多い!それまでの印象がおーさかあいあいの肩パットカラースーツで終わっていたので(昨年末ずーっとこれだったじゃん???)正統派ジャニーズキラキラ衣装とのギャップで殴り殺されました。いやでも一度好きになるとあの肩パットスーツと名字入りサングラスも愛おしく思えるから、オタクって単純ていうかちょろい生き物…

そしてツアードキュメントですよ。これを見てわたしは箱推しを確信しました。みんな最高。ジャニーズWEST万歳って思いました。なんて言うんでしょうね、これ比較してるみたいに聞こえたら良くないなと思いつつ、でもバラエティ番組を見てても思ったことなので記しておくと、どこか嵐の関係性に似ているなあと感じることがありました。わたしは、嵐の仲が良いけど何でもアリじゃなくて全員でバランスを調整してきれいな五角形を描いている関係性が大好きなんだけど、WESTは今はまだきれいな七角形ではないかもしれないけど、揺れ動きながらも正七角形を作ろうという意識を全員が共有しているのかなと感じた。もっと端的に言うと、全員が全員を尊重しているんだなと感じる場面がたくさんあった。みんな大人だと思いました、当たり前なんだけど。だからはっちゃけていても笑って見ていられる安心感がある。アイドルに何を求めるのかは人それぞれですけど、わたしは娯楽としてアイドルが好きなので、安心感って結構重要なんですよね。それを土台にして、ヒリヒリしたりソワソワしたり涙したりしたい。それができるグループなんだなあと感じた。

なんか何が言いたかったのかわかんなくなってきたので締めますけど、とにかくジャニーズWEST最高!って感じ!デビューしてくれてありがとう!これからもエネルギッシュにパワフルにオンリーワンのアイドル道を7人で走ってくれ!以上!

 

 

あ、最後に重岡くんの何が好きなのかを声を大にして書いておきます。顔です。顔がめちゃくちゃ好みです。4000字も書いといて顔かよ!って感じですけど、シンプルに真実。わたし今までどういう顔が好きなのか自分でもよくわかってなかったんですけど、重岡くんを見てて、どの髪型でもどんな変顔でも好ましく思えて、あーわたしこういう顔が好きなんだ!って目から鱗でした。なんでこの顔を今までスルーできていたのか今となっては謎。

私服がダサいというか無頓着なところも好きです。Tシャツ1枚が一番かっこよく見えるザ・男子な体型が最高です。

「〇〇ってさー↑あー↑」っていう関西弁のイントネーションも好きです。

喋っている途中で言葉を探すように眉間に皺を寄せる表情が最高です。

ライブ中にニカーっと笑うところと真顔でどこかを見つめているところのギャップがヤバいです。

内面については勉強中なのでアレコレ言えないですけど、わたしはわけのわからないアイドルが好きなので、たぶんそういうところかなと思います。ずーっとわけのわからないままでいてほしい。あとはファンとの距離感ですかね。きちんと線を引いてくれるところが誠実だなあと思う。

この調子だと10000字インタビューになりそうなのでこの辺でやめときますが、あの日7人で出てくれた&出してくれたTOKIOカケル先輩に最大の感謝を伝えたい。本当ありがとうございました。

 

(追記)

超大事なことを書き忘れてました。声です、声!重岡くんの声が最高に好き!あの顔と普段の様子からあんな甘々キャラメルボイスが来るなんて誰が思います???

最初は聞き分けできないんでよくわかってなかったんだけど、乗り越しラブストーリー(名曲)を聞いてびっくりですよ。この特徴のある歌い方は桐山くん、…ということはこのもうひとりが重岡くん!?このあまっあまの声が!?嘘だろ!?!?って感じで今も聞くたびに新鮮に照れます。以上、追加報告でした。