扉をあけて~「宇宙を駆けるよだか」感想文~

Netflixオリジナルドラマ「宇宙を駆けるよだか」が配信スタートしました。

当日に一気に見て、うわ~~~!!!という気持ちをTwitterで吐き出していたんですけど、いかんせんこのドラマ、すべてがネタバレ要素を含みますって感じなのでTwitterに感想書くのが難しい。でもこのうわ~~~!!!を忘れないうちに書き残しておきたい未来の自分のために、というわけで困ったときのブログです。原作も読んだので、そちらのネタバレもガンバン含んでいます。未見・未読の方はご注意ください、っていうかこんなブログ読んでる時間あったら今すぐネトフリに登録してドラマを見てほしい。太っ腹すぎるNetflix大先生のご厚意で1か月間無料です!(拙いステマ

 

 

 

 

 

論理的な考察とかできないタイプのオタクなので、思ったことをぐりぐり書きます。

まずはジャニオタ的観点をなるべく外した全体の感想。「人は見た目なのか、中身なのか」という少女漫画(に限らないけど)が昔から繰り返してきた青春の根源的なテーマについて、「明確な答えはない」という結論だったのかなと思いました。というよりこれについて明確な答えを出そうとする人はたぶん創作に向いていない気がする。

これは鶏が先か卵が先かの理論で、美人の歩いてきた人生と不美人が歩いてきた人生は絶対全く違うもので、その中で不美人だけどまっすぐ育っている人もいるだろうけど、それは両親だったり友人だったりに恵まれているからであって、海根さんと同じ人生をあゆみが歩んでいたら今のあゆみには絶対ならないのは想像に難くない。同時に美人なら全員あゆみのように育つのかといえばそんなことはなくて、美人には美人の言い分があるだろうと全く美人ではないわたしも思います。

とは言っても現実は不美人にはかなり厳しい。わたしは就活のときにすごく感じました。超個人的な話ですけど、わたしは最後の就職氷河期世代で、私立文系都内に実家がない女子大学生はま~大変でした。そしてあまりにも大変で痩せたんですよね。スーツの号数をかなり落とすくらい痩せました。同居してた妹は「コイツやべえな…」と思って実家に相談したようです。でもその頃から急に面接に通るようになったんですよね。因果関係なんて証明のしようがないし、単にわたしが面接に慣れただけかもしれないけど、忙しさとストレスで細くなったウエストとすっきりした輪郭を鏡で見ながら「見た目って大事なんだな…」とぼんやり思ったのをよく覚えています。学歴も志望理由もその他のスペックも変わらないのに評価が変わるということを大学4年生にして知りました。遅いぞ!と当時の自分に教えてあげたい…

自分で言うのもアレですけど、わたしは美人ではないけど、海根さんほど不美人でもない。彼氏もいたし、すれ違いざまに「ブス!」と言われたこともない。たぶんよだかを見た女の子のほとんどがそうじゃないかと思う。でも海根さんの気持ちはすごくわかった。いやわかったと言うのは失礼なのかもしれないけど、少なくともあゆみよりは海根さんに共感する部分が多かった。それは、直接は言われないけど無意識に感じる男性からの評価であったり、周りの美人な友人を見て「うらやましいな」と思う感覚であったり、まあそういうことです。

あと、わたしが原作を読んで思い浮かんだのが東村アキコ先生の「主に泣いてます」でした。これは超絶美人の主人公が美人であるがゆえにめちゃくちゃ苦労するギャグ寄りの漫画なんですけど(中丸くんでドラマ化してる)、結末がすごくて、普通の世界で生きていくのは無理だと思った主人公は無人島に行って自給自足をして、彼女を慕う年下の男の子が会いに行くと、そこには真っ黒に日焼けしてかつての美貌を失ったかわりにはつらつとした笑顔を見せる主人公がいた、っていう希望があるんだかないんだかっていう。東村先生はあとがきで「美人には、美人であることを使って輝くタイプと、美人であるがゆえに不幸になるタイプがいる」と書いていて、極端な話ではあるんですけど、納得いく部分もかなりありました。

だから何だと言われると困るんですけど、要するによだかの主題テーマに答えは永遠に出ないと思う、という話です。見た目より中身が大事なときもあるし、その逆も絶対にある。本当は中身だけが評価されるのが正しい世界なのかもしれないけど、それを信じるには根拠がなさすぎる。だってわたしも(わたしたちも)アイドルを好きになるときに少なからず見た目を見ている。中身なんて全然知らないのに「かっこいいな」と思って好意的な感情を抱く。このテーマの作品に超アイドルのジャニーズから神山くんと重岡くんが出たことの意味みたいなものに思いを馳せました。

たぶん彼らは普通の一般男性よりもこの「見た目か中身か」というテーマについて深く考えたことがあるはず。もちろん作中で海根さんが言った『見た目の綺麗なあんたたちにはわからない』というのも真理で、神山くんも重岡くんも、本当の意味で海根然子の絶望を理解する日は来ないと思う。でも、他人の美醜の感覚にジャッジされ続けることのつらさ、のようなものはわたしたち一般人よりもよくわかっているのかなとも思う。だからよだかのインタビューで繰り返されていた質問「見た目と中身どっちが大事だと思う?」の答えが二人とも「中身」だったことを忘れずにいたい。ただの優等生的回答ではないと思いたい。…重いオタクでごめんな~ていうかジャニオタ的視点を外すとか言っといて結論がジャニオタですまん~

 

そしてここからは個別の気になったポイントを。通しで見たのは一回だけなので記憶違いがあったらすみません。気づいたら都度修正します。

 

まずは「しろちゃんの嘘はどこからどこまで?」について。

これTwitterにも「神山くんの演技が上手すぎてひとつわからなかったことがある」と書いたんだけど、ドラマ見ただけだと本当によくわからなかったんですよね。あゆみのために然子を騙して入れ替わりを受け入れたふりをする、というのはその通り受け止めたんですけど、問題は火賀くんへの嫉妬心の部分です。原作を読んだ感じだと、その嫉妬心も含めて嘘であるという解釈だったように感じたんですけど、ドラマ版だと明らかにしろちゃんは火賀に対する鬱屈した気持ちを持っている、という演出がされていたように感じたし、神山くんもわりとそこをポイントにして演技しているように感じた。単に物語を盛り上げるためのミスリードなのかもしれないけど、私的にはここが一番原作との違いというかテイストの分かれ目になった気がして印象に残る部分でした。原作だと結構最初のほうでしろちゃんはあゆみの味方であるということがわかりやすく表現されてるけど、ドラマ版は結構終盤まで確信が持てないつくりだったような気がしたので。でもこれはわたしがジャニオタであり、ド新規なので偉そうなことは言えないけど”かみしげ”という元シンメがこれまで歩んできた歴史を多少なりとも知っているのでフィルターがかかっているだけな気もする…

でももしこれが監督の思惑なんだとしたら、それは男性の視点を入れたことによる解釈なのかなと思いました。原作だと火賀くんはもちろん、しろちゃんはまじで聖人君子のようなある意味完璧な男の子だけど、男だって嫉妬はするよ、女の子とは違う発露ではあるけど、というメッセージなのかなという深読み。全然違ったらすみません!土下座!

 

その流れで次は「火賀くんのあゆみに対する気持ちの結末」について。

これはわたしが重岡くんを好きだからなんですけど、最終話で火賀くんがあゆみに振られた(というか自ら振られにいった)あと、学校で然子を見て、あゆみの中身の然子と楽しく過ごした一瞬の夢のような時間を回想して泣くという、全世界が火賀くんを好きになった瞬間だったわけですけど、原作読んでびっくりですよ。これオリジナルだったんだもんな!正確には然子を見て複雑な表情を浮かべるシーンはあるんだけど、回想シーンはドラマ版のみ。でもこれが入ったことで、火賀くんは完璧ではない普通の男の子であると同時に、火賀くんは然子の姿のあゆみのことが本当に好きだったんだと視聴者が思い知らされる場面でもありました。オタク補正だと笑ってもらって構わないですけど、あの回想と涙があるのとないのとじゃあ全然余韻が違う気がする。

中盤、しろちゃんが火賀くんを挑発する場面の「入れ替わったことで一番得をしたのはお前だろ?」の伏線も上手く回収されていて、すげ~~~と思いました。あとさっきの話題に戻るけど、どう考えてもこのセリフはしろちゃんの本心を多少なりとも含んでいる気がするからやっぱ全部嘘じゃないんじゃない???教えてしろちゃん!

 

大きく気になったのは以上2点です。細かいところでは、女優ふたりの演技力がとにかくすごいとか、かみしげは自分たちのミッションをよく理解してるなあとか、ネトフリの予算の潤沢さに目を見張ったこととか、重岡くんがまじでかっこよすぎて拗らせ死にそうとかいろいろあるんだけどキリがないのであとはTwitterで。いや重岡くんについてちょっと言及しておくと、かっこいいのは知ってたんだけど、なんか失礼ながら思っていたより演技が上手くてびっくりしたというか…今回の火賀役って方向性は基本的に溺れるナイフの大友と同じじゃないですか。報われないいい奴っていう。でも実際見てみたら全然大友ではなかった。そして(これは見た人の解釈によると思うけど)重岡くんでも全然なかった、ようにわたしには見えた。それが嬉しい誤算というか、今後が楽しみだなあと思いました。これはわたしの勝手な推測なので外れていたら大笑いしてもらって構わないんですけど、何となく、これが重岡くんの最後の高校生役になるんじゃないかと思う。一番まっすぐで一番きらきらしていた火賀くんの涙でエンドロールが流れた美しさを忘れないでいたい。

光も影もすべて飲みこみ輝くきみへ〜重岡大毅10000字インタビューに寄せて~

オタクの教科書Myojo9月号掲載10000字インタビューがジャニーズWEST重岡大毅くんの回でした。ほんの10分前くらいに読み終えたのですが、動揺を隠せないままパッションでこれを打っています。

以下、必要最低限にとどめますが、ネタバレ・引用がありますのでご注意ください。

 

 

 

10000字が重岡くんの番だと知ってから、わたしはずっとソワソワしていました。今回重岡くんはジャニーズWESTで6人目の登場。大トリの桐山くん以外の5人分のインタビューを読んだ限りでは、メンバーから「しげはようわからん!」と口を揃えて言われていた重岡くん。当然メンバーでも何でもないうえにドドドド新規のわたしは重岡くんのことがよくわかりませんでした。もちろん5人はとても真摯にインタビューに答えていて、適当にはぐらかしていたわけではない。ひとりふたりならまだしも、6人中5人がわからないと言っているということは、本当にわからないんだろうと思いました。この前フリの後で本人は何を語るのか。わたしには想像がつかず、早く読みたい、でも何が飛び出すかわからなすぎてちょっと怖い、という初デートで戦慄迷宮に入ることになったJKのような気持ちだったわけです。楽しみだけどおそろしい…

 

先に結論から話しておきます。重岡くんを”自担”にしたいと思いました。いや、させてほしい。させてくれ。

…さすがに結論すぎるので、もうちょっと紐解きます。すごかったです。アイドルの、というか芸能人の紙媒体のインタビューでこんなに横っ面をひっぱたかれるような感覚になったのは初めてだし、たぶん最後なんじゃないかと思います。自担である二宮くんの伝説の情熱大陸での言葉『同年代の男の子たちに馬鹿にされながらアイドルやってるのがすごく楽しい』と同じくらいの衝撃でした。偶然ですが当時の二宮くんはいまの重岡くんとほぼ同年代だったな…

あまり強い言葉を使うなよ。弱く見えるぞ。とは藍染隊長の有難いお言葉ですが、まあ実際そのとおりで、普段はいくら好きな顔のアイドルがそれらしいことを言っててもそんなに刺さらないタイプの捻くれた人間なんですけど、なぜかそうは思えなかったんですよね。重岡くんの思い描く理想が実現できるかどうかは別問題として、このひと本当にそれを信じてるんだなと思えたというか。別にこの場の雰囲気で言ってるわけじゃなくて、普段からこう考えていて、それをアウトプットしてくれているんだなと思えたというか。

説明するのが難しいんですけど、重岡くんが今回いろいろ話してくれたこと全てに完全同意するわけではなくて、ほ〜そうかそうか〜と思うこともあったけど(そりゃ同じ人間ではないので当然)でも重岡くんがそう考えてそう信じて走っているなら、わたしはその未来を見届けたいと思ったんですよね。重すぎてひきます?わたしはわたしにひいています…

 

ここからは特に気になった箇所の感想を。

 

 

 カッコつけてるのがカッコ悪いって思うようになったのは。

そっから、すべてが始まった気がします。

デビュー後の転機について。「ごめんね青春!」「溺れるナイフ」の2作が転機というのは、まあそうだろうなと思いましたが、ここ最近のよだか雑誌ラッシュで「わがままな演技をしている自覚はある」「自分の中にないものは出せない」などの発言を見ていて、演技っぽい演技をしないってことなのかなくらいに考えていたんですけど、そういう消極的な話ではなかった。重岡くんは攻めの姿勢で「自分を出す」ことにこだわっているようだと知りました。「自分」と「役」を溶かして混ぜてカメラの前に立つ。それが『素直にできたんで』ということなのかな。

 

ジャニーズWESTの熱い部分、ド真ん中の魂みたいなんは俺だろって思ってるんです。

ここ、たぶん読んだ人全員目を疑ったんじゃないかと想像してるんですけど、わたしは初見で二度見しましたよ。見間違いかと思いました。正直一瞬、自分で言う!?!?と思ったんですけど、重岡くんのこれまでの言動を見ていると、この発言への反応や影響力に全く無知とは思えず、ということは、それをわかっていていま言葉にする、しかも自分のファン以外も熟読するであろう媒体で、ということ自体に覚悟みたいなものを感じました。この前のセンターのくだりからビリビリきてましたけど、ここまで言えるのって純粋にすごいと思います。いやほんとまじで…すごくないか…

 

ただ、淳太を変えた、一番大きいのはデビューだと思いますね。(略)それくらいデビューって大きい。

中間くんの変化の理由について。先日のキンプリと一緒だった少クラや過去の記事を見たときにも思ったんですけど、重岡くんて”デビュー”にかなりこだわりがある?あった?んだなと。別に重岡くんに限らずみんなそうだとは思いますけど、特に目にする機会が多いので。やっぱり重岡くん自身がデビューを機に意識の変化があったからそう思うのかなあと感じました。

 

これはマジで、さすが俺やなと思うけど、昔から目をつけてたから。

ケンティーと仲良いよねと聞かれて。すみません、これは単にわたしがけんしげが大好きだから…次回の楽曲大賞の推しコンビには絶対けんしげで投票すると誓うくらいには好きだから…いまこのケンティーフィーバーのタイミングで嫌味なくこれを言える人は数えるくらいしかいないと思うけど、重岡くんにはその資格があると思います、たぶん。話が逸れるけど、けんしげの何が好きって、こういうここぞというタイミングか、もしくは全然意味不明なタイミングでしか話が出ないところ。これからもけんしげ厨を翻弄してほしい…

 

永遠に残る一瞬みたいなものを残してあげたいなって。

ファンサが少ないのでは?という話。これは書くかどうか迷って、わたしはめちゃくちゃ感銘を受けたんですけど、ファンサってたぶんファンの数だけ答えがあって、たぶん全部正解だと思うので…。でもわたしはこの重岡くんの答えは、理想論かもしれないけどすごく美しいと思ったし、わたし自身の答えにかなり近く感じてとても嬉しかったです。たぶん自分が多ステ派じゃないからだろうけど、わたしはその一瞬を感じるために現場に行っているような気がするので。ステージ側のアイドルがこんな風に思ってくれているなんて、こんな幸せなことあっていいんだろうか…

 

あの3秒、僕にとっては永遠みたいな3秒でした、うん。

24コンのオープニングで「ええじゃないか」の掛け声に一瞬間が空いた話。順番は前後しますが、この序盤の一行でわたしの涙腺はヤバヤバでした。映像でしか見ていないので何も語る資格はないんですけど、DVDで見たとき、このオープニングと、重岡くんのエモーショナルすぎるあいさつを聞いて、心底買って良かったと思ったのを思い出した。インタビュアーさんも言及してたけど、あのあいさつは別に関西Jr.時代なんて何にも知らない部外者のド新規が聞いてもうるっとくるくらいだったので…重岡くんマジで作家の才能あるんじゃないかな…絶対気が合わない気がするけど朝井リョウ先生と対談とかしてくれないかな…

 

これ以外にもラインマーカーポイントがありすぎて胸やけを起こしそうな10000字インタビューでした。全然語り足りないけど、とりあえず読んだ今日という日に書き残しておきたかった。ジャニオタ11年目にして、初めて自担が増えました。という記録。

 

追記)そういうわけで、わたしがジャニオタとして死ぬときは、お墓の裏に「二宮和也 重岡大毅」って連名(?)で彫ってほしい。これは遺言です。

ジャニーズWESTにドボンと落ちた話~溺れるナイフを添えて~

どうも、こんばんは。

前回の更新から気づけば5か月たっていました。

いろいろ書きたいことはあって下書きにためこんでるんですが、タイミングを見失ったのでとりあえず近況を書き残しておきたいと思います。

いやーこの5か月っていうか今年に入ってからというかほぼ4月に集中してますけどジャニオタ界隈激震でしたよね…でも今回そこは触れません。言いたいのはひとつだけ。

ジャニーズWESTにハマっています。

自分が一番驚いていますがマジです。FCも入会済みです。

Twitterにはリアルタイムで沼に落ちていく様子が記録されてるんだけど、記憶が薄れないうちにまとめておこうと思って久々にPCを開きました。長いうえにオチもありませんが、お暇な方はどうぞ!

 

 

きっかけは突然やってきました。3月に突入したその日、妹から届いたLINE。

「昨日のTOKIOカケル見た?超面白かったから暇なら見て」

それはジャニーズWESTが全員でゲストに来た回でした。そもそもゆるゆる嵐担の我々姉妹は嵐以外の番組はさほど見ていなかったんですけど、私が去年唐突にJUMPに手を出し、昨年末に妹が唐突にケンティーにハマった流れで他Gの情報を求めるようになり、中でもTOKIOカケルは後輩が来る頻度が高いのでよく見ていた。(まさかこんなデリケート案件になるとは思っていなかった…のですが今回は触れない)

恒例のジャニーズ年表は見ているだけで酒のつまみになるし、WESTが出ると何かで見て録画しよっかなと思った記憶はあるんだけど、そのときは目当てがいるわけでもないのでスッカリ忘れて放送日が過ぎていました。でも面白かったなら見てみるかと魔法の箱で動画を探し(小声)見たんです。そしたらまー面白かった。普通に笑いました。

その日のTwitterには「トキカケWEST面白かった。濵田くんのなで肩とソロ発言で超笑った」的なことが書いてありました。「WESTについては一般人並みの知識しかなかったから初心者向けの基礎知識を得た」「ばどの由来を学んだ」とも書いてあった。つーかばどをわかってなかったんかい!いま打ってて驚きました。無知すぎる。

というのも、マジでWESTには全然興味なくて、年末の歌番組特番でええじゃないかズンドコおーさかあいあい的なものを賑やかに歌っている関西の若者たちとしか思っておらず、嫌いではないけどデビュー組の中では一番遠い存在って感じ。それ以上でも以下でもなかった。

でもTOKIOカケルで見た彼らは、上手く説明できないけど、明るくてキラキラしていて一生懸命で、なんだかとても新鮮でした。名前と顔が一致してるのは中間くん桐山くん小瀧くんくらいだったけど、見終わるころには7人の判別がつくようになっていたのもびっくりだった。前列後列並び順がくるくる入れ替わるのも新鮮だった。トークも平等に振られるし、特に誰かひとりが目立つわけでもないし、濵田くんのなで肩トークが印象強かったけどひとりだけ弄られるわけでもなく、なんか平和だ!いい意味で!と思った。あと最後の電気ビリビリ芸の印象もあったかも。7人でわっかになって手をつないでワーワー言ってるのが超かわいかった。

とにかく好印象で見終えたわたしは「試験終わったら『溺れるナイフ』借りて見よ」と呟いています。これが自分でもよく覚えてないんだけど、WESTだったら顔的には重岡くんかな→私服がダサい選手権で満場一致でダントツ1位→メンバーからヤバいダサいと弄られて苦笑する顔がかわいい→そういやなんか映画出てたな。見てみるかっていう流れだった、気がする。ほんとはライブDVDが見たかったけど周りにWEST担もいないしいきなり買うのはさすがにな…とりあえずレンタルできるやつでいっか、みたいな。これが運命の1作になるとは知らずに…

こういう「今度〇〇見てみよ~」ってやつ、わたしはだいたい見ないで終わるんですけど、この時はたまたま数日後、大野くん知念くん出演の「忍びの国」を見たくてTSUTAYAに行ったついでに借りたんですね。それがなかったらわざわざ借りなかったかもしれない。そのうち忘れて、こんなブログを書いたりもしていないかもしれない。(ちなみに「忍びの国」は借りた日にすぐ見た。大野くんには毎度驚かされるよ全く!)

溺れるナイフ」に関しては、原作の漫画の存在は知っていたけど未読、映画化されたことは雑誌か何かで見てうっすら知ってた、その程度でした。菅田将暉くんの演技力は去年の大河ドラマ(直虎)で見せつけられていたので、菅田くんが主役ならそんなトンデモじゃないだろう、重岡くんはクレジットは3番手だけどジャケットからしてそこまで出番が多いわけじゃなさそうだな、という気楽な気持ちで週末の夜に見たんですけど…

あまりにも重岡くん演じる大友が良すぎた。

話が逸れますけど、今年はインプットしたものを記録しておこうと思って、読んだ本とか映画とかドラマとか、なるべくメモしてるんです。このときもメモとりながら見てたんだけど、話が進むにつれて心が千々に乱れ、比例してメモも乱れまくってます。途中から「しげおかくんやば…かっこいい…こんないい役やってたの…大友…まゆげ…キスシーンやば…」みたいなことしか書いてない。恥ずかしすぎる。

溺れるナイフ」と大友についてはすばらしい考察ブログがたくさんあるので、いまさらわたしが書くことはないんだけど、わたしがぐっときたのは、菅田くん小松菜奈ちゃん上白石萌音ちゃんという錚々たる実力派に囲まれて、重岡くんが全く浮いたり見劣りしたりしていなかったことです。それはたぶん、演技が上手いとか下手とかそういうことではなく、自分をよく見せよう、爪痕を残してやろうという気負いを全然感じなかったからかなと思う。この若さで、このキャリアで、どうやったらその境地にいけるのかわからないけど、重岡くんは自分にできること、できないことを客観的に把握できている人なんだろうなと思ったわけです。わたしはそういう人にめちゃくちゃ弱い…二宮担だっていうことで察してください。(余計なお世話だけど全二宮担にも見てほしい。絶対好きだから…本人同士は全然似てないのにデジャブ感じる瞬間が絶対あるから…)

とにかくすっかり重岡くんに、というかその時点では大友が好きなのか重岡くんが好きなのか自分でも謎だったけど、参ってしまったわたしは数日後「溺れるナイフ」コレクターズ・エディション(Blu-ray)を購入。メイキングで大友とアイドルの間をゆらゆらする重岡くんを見て、これはもうだめだ、降参だ…と観念したわけです。

その後すぐに買ったのが最新DVD「なうぇすと」で、これがいい意味でびっくりで、かっこいい!面白い!かわいい!が怒涛の勢いで押し寄せてきて、呆然としてる間に2時間が終わっていた。ほんと音楽番組の功罪だとは思うんですけど、あまりにも関西色の強い曲のイメージしかなかったので、普通のガシガシ踊るかっこいい曲とか泣きたくなるような沁みる曲を歌ってるなんて想像もしていなかった。本当にいい意味で裏切られました。

あと衣装ね!衣装がめっちゃかっこいい!凝ってる!布が多い!それまでの印象がおーさかあいあいの肩パットカラースーツで終わっていたので(昨年末ずーっとこれだったじゃん???)正統派ジャニーズキラキラ衣装とのギャップで殴り殺されました。いやでも一度好きになるとあの肩パットスーツと名字入りサングラスも愛おしく思えるから、オタクって単純ていうかちょろい生き物…

そしてツアードキュメントですよ。これを見てわたしは箱推しを確信しました。みんな最高。ジャニーズWEST万歳って思いました。なんて言うんでしょうね、これ比較してるみたいに聞こえたら良くないなと思いつつ、でもバラエティ番組を見てても思ったことなので記しておくと、どこか嵐の関係性に似ているなあと感じることがありました。わたしは、嵐の仲が良いけど何でもアリじゃなくて全員でバランスを調整してきれいな五角形を描いている関係性が大好きなんだけど、WESTは今はまだきれいな七角形ではないかもしれないけど、揺れ動きながらも正七角形を作ろうという意識を全員が共有しているのかなと感じた。もっと端的に言うと、全員が全員を尊重しているんだなと感じる場面がたくさんあった。みんな大人だと思いました、当たり前なんだけど。だからはっちゃけていても笑って見ていられる安心感がある。アイドルに何を求めるのかは人それぞれですけど、わたしは娯楽としてアイドルが好きなので、安心感って結構重要なんですよね。それを土台にして、ヒリヒリしたりソワソワしたり涙したりしたい。それができるグループなんだなあと感じた。

なんか何が言いたかったのかわかんなくなってきたので締めますけど、とにかくジャニーズWEST最高!って感じ!デビューしてくれてありがとう!これからもエネルギッシュにパワフルにオンリーワンのアイドル道を7人で走ってくれ!以上!

 

 

あ、最後に重岡くんの何が好きなのかを声を大にして書いておきます。顔です。顔がめちゃくちゃ好みです。4000字も書いといて顔かよ!って感じですけど、シンプルに真実。わたし今までどういう顔が好きなのか自分でもよくわかってなかったんですけど、重岡くんを見てて、どの髪型でもどんな変顔でも好ましく思えて、あーわたしこういう顔が好きなんだ!って目から鱗でした。なんでこの顔を今までスルーできていたのか今となっては謎。

私服がダサいというか無頓着なところも好きです。Tシャツ1枚が一番かっこよく見えるザ・男子な体型が最高です。

「〇〇ってさー↑あー↑」っていう関西弁のイントネーションも好きです。

喋っている途中で言葉を探すように眉間に皺を寄せる表情が最高です。

ライブ中にニカーっと笑うところと真顔でどこかを見つめているところのギャップがヤバいです。

内面については勉強中なのでアレコレ言えないですけど、わたしはわけのわからないアイドルが好きなので、たぶんそういうところかなと思います。ずーっとわけのわからないままでいてほしい。あとはファンとの距離感ですかね。きちんと線を引いてくれるところが誠実だなあと思う。

この調子だと10000字インタビューになりそうなのでこの辺でやめときますが、あの日7人で出てくれた&出してくれたTOKIOカケル先輩に最大の感謝を伝えたい。本当ありがとうございました。

 

(追記)

超大事なことを書き忘れてました。声です、声!重岡くんの声が最高に好き!あの顔と普段の様子からあんな甘々キャラメルボイスが来るなんて誰が思います???

最初は聞き分けできないんでよくわかってなかったんだけど、乗り越しラブストーリー(名曲)を聞いてびっくりですよ。この特徴のある歌い方は桐山くん、…ということはこのもうひとりが重岡くん!?このあまっあまの声が!?嘘だろ!?!?って感じで今も聞くたびに新鮮に照れます。以上、追加報告でした。

ライト嵐オタの私がJUMPに歌ってほしい嵐の曲(番外編)

ライト嵐オタの私がJUMPに歌ってほしい嵐の歌を選んだ前回の続きです。今回は番外編3曲!

 

<番外編3選>

空高く(2010)

アルバム「僕の見ている風景」収録/ドラマ「最後の約束」主題歌

切ないながらもさわやかなメロディに嵐のエモさを詰め込んだような歌詞が映える超名曲。これは嵐5人で主演したフジテレビのスペシャルドラマの主題歌で、ドラマはまあ超つまんなかったんですけど、曲に罪はない。ドラマにあわせて幼馴染5人の絆を歌った曲なので、これはぜひBESTの5人に歌っていただきたい!

そう 1・2・3・4・5 走る 今日も

降りそそぐ時間の中で

僕らの空は続いてる  ほら高く

というサビが超エモい。私はJUMPの詳細な歴史は知らないですが、ファンの方のブログや確認できる映像などを見る限り、そりゃ10年やってりゃいろいろあるわな!と思うエピソードが多々あるようなので、ここはお兄ちゃん組BESTの苦労を踏まえてしみじみ味わいたい。というか5人組のグループすべてに応用できる汎用性のある1曲です。

 

素晴らしき世界(2005)

 アルバム「One」収録/「まごまご嵐」エンディングテーマ

なんかエモいエモいしか言ってないんですけど、エモさ収集家なので許してください。もうエモさを摂取しないと育児とか頑張れないよ!というわけでこれも嵐が誇るエモソングの代表格です。JUMPは全体の歌唱力レベルが高いのでとても美しく歌ってくれると思います。クセのないJUMPの歌声が映えるはず。

 

満員電車に乗って 大事な気持ち失くしかけた

今ならまだ間に合うはず

僕らは泣いて笑って それでも明日を夢見てしまう

これからが素晴らしき世界

会社で嫌なことがあった次の日の通勤中に聞いたら号泣だよ!会社休む!

 

秘密(2005)

アルバム「One」収録

これは二宮くんのソロです。嵐オタなら知らない人はいない問題作。いや曲自体はすごくかわいいアイドルソングで、というか女性アイドルが歌ってても違和感ない。問題は振り付けでして、これはもう映像を探していただくのが一番なんですけど、できればアラウンドアジアのDVDがいいと思います。画質は盗撮画像レベルなんですけど、2006年の二宮くんのビジュアルで踊る姿がまじでやばいんで…二宮先生のプロアイドル芸をとくと目に焼き付けてほしい…

それはきっと幻じゃない 君の目がくらんでるだけ

それを僕が癒せるなら 手をかざしてパワーわけてあげたい

ここの部分は二宮担以外も思わず黄色い声を出し、会場の二宮担は死んだと思います。

JUMPだと誰がいいかなと思ったんですが、本命・知念くん、対抗・有岡くん、大穴・伊野尾くんでしょうか。これを照れずに完璧にやりきったらジャニタレ検定1級だと思います。

 

以上です!ちなみに本日は八乙女くんと伊野尾くんのラジオ「らじらー!」を聞きながら書いています。二人ともかわいいわ~

選ぶのすごく楽しかったんですけど、候補から漏れたものも名曲揃いなので箇条書きで載せておきます。カッコ内は私の一言コメント。

  • LOVE SO SWEET(言わずもがな)
  • Daylight(ここ最近のシングルでは一番好き)
  • Zero-G(ダンスがかっこいい)
  • 春風スニーカー(超JUMPっぽい)
  • トビラ(青春)
  • 時計仕掛けのアンブレラ(山田くんに合う)
  • wanna be…(フォーメーションダンスで見たい)
  • 言葉より大切なもの(コール&レスポンスがしたい)

改めて嵐の曲の多さとエモさに震えました。もしこれから初めて嵐を聞くという方がいたらベストアルバムと「One」「Time」「Popcorn」あたりがおすすめです。

JUMPはまだみんな若いので、これから年齢を重ねる中でどういう方向性へ変化していくのか楽しみだなあと思います。ちなみに私が聞いたことがあるJUMPの曲で好きなのは「AinoArika」「ウィークエンダー」「Fantastic Time」「OVER THE TOP」、さっきらじらー!でかかって最高だった「come back…?」ですね。若いうちはとことんガシガシ踊ってほしい!

ライト嵐オタが選ぶJUMPに歌ってほしい嵐の曲10選

タイトルの通りなんですけど、そろそろ年末の歌番組の情報がちらつく時期になったのでド定番ではありますが考えてみました。カウコンでグループチェンジメドレーがあるかもしれないし(ないかもしれない)

楽曲数が多いのでキリがないんですけど、現在私が好きな曲の中からシングル5曲、シングル以外5曲を選びました。それではレッツゴー!(昭和)

※JUMPに関しては一般人に毛が生えた程度の知識しかないので間違っている部分があったらすみません。というか嵐に関しても間違っている部分が多々ありそうですみません。

 

<シングル5選>

PIKA★★NCHI DOUBLE(2004)

12th/アルバム「いざッ、Now」収録/映画「ピカ★★ンチ LIFE IS HARDだからHAPPY」主題歌

これ実はすでに有岡くん、髙木くん、知念くんの3人がラジオでカバーしてるんですよね。二宮くんがラジオで「AinoArika」をカバーしたお礼として。でも超良曲なのでぜひ全員で歌ってほしいと思い選びました。嵐のシングルとしては珍しく全員のソロパートがあるのでJUMPだと歌割りが難しいですが、2人ずつ+山田くんで上手く割り振ろう!

嵐5人が主演した映画の主題歌で、嵐初期の名曲です。ファンもみんな大好きなピカダブ。切ないながらもテンポの良いメロディに乗って響くエモい歌詞。映画自体が終わりゆく少年時代をテーマにしているのでそりゃエモくもなるんですけど、当時の嵐本人たちにリンクする(とファンは勝手に解釈する)のでいっそう切ない。

1番のサビもいいんですけど、

終わったはずの夢がまだ 僕らの背中に迫る

刻まれた思い出が騒ぎ出す

限られた愛と時間を 両手に抱きしめる

せめて今日だけは消えないで

2番もエモいです。

止まった時間は夕暮れ 僕らの未来を照らす

二度と戻れない夜の中で

いつまでも語り続ける 永久(とわ)と希望の歌を

たとえ今だけとわかっていても

JUMPはシングルでこういう曲調のものはあまりないと思うので、グループチェンジメドレーでぜひ聞いてみたいです。

ちなみにこの曲全く売れなかったようで、これまで出ているシングルの中で売り上げ最下位です!こんな名曲が!タイミングって怖い!でもハタチそこそこの迷走時期に歌われたからこそのエモさかもしれない。PVも私は好きなんですけど、よく見ると謎の屋上で歌う嵐を空撮するというお金があるんだかないんだかわからないPVです。でも映画を撮った堤監督が撮影したらしいのでサブカル的にはオールオッケー!

 

きっと大丈夫(2006)

16th/アルバム「ARASHIC」「All the Best! 1999-2009」収録

明るいアップテンポなメロディにアッパーなサクラップがマッチする嵐中期の名曲。作詞はみんな大好きSPIN先生です。平井堅が歌番組で褒めて(?)くれた記念すべき曲。サクラップ中のコール&レスポンスも楽しいコンサートの定番曲。「櫻井くんは肺活量があるなあ」といつも感心するサクラップの真骨頂。このひたすら明るいアッパーな感じは今のJUMPの雰囲気に合うのではないかと思い選びました。

いつも同じメンバーで 語り合ったこの場所に今(バイバイ)

この景色 心に焼き付けて 明日へ踏み出そう

きっと大丈夫

この部分とか、10周年のJUMPの心情に合う。全体的には、仕事とか勉強とか恋愛とかみんないろいろ大変だよね!でも頑張ろう!ちょっと休めば大丈夫だよ!という応援(?)ソングです。でも急に、

世間は甘くない なめてたらすぐにボロが出る

当たり前ができてない

簡単でも わかったふりはもうやめよう

なんて怖いお局様みたいなことを言ってくるので油断はできません。

とにもかくにもラップが重要なので、八乙女くんと有岡くんで上手く分担して息が切れないように頑張ってほしい。櫻井くんの音域が低めなので2人の高めの声だとどうなるのか未知数なんですけど、JUMPの低音担当を入れてみるのもいいかもしれません。ダンスもかわいいので横一列で踊ってほしい!

 

Crazy Moon~キミ・ハ・ムテキ~(2009)

26th/アルバム「All the Best! 1999-2009」収録/エスプリーク(コーセー)CMソング

一般人は全く記憶にないと思われるがファンは大好きなCrazy Moon。なぜならダンスが最高だから。PVでもいいんですけど、Mステで披露したはずなので検索してみてください。JUMPのフォーメンションダンスで見てみたい。

Aメロに

「イツダッテ ソウミタイ アイシタッテ No ユメミライ」

という囁きパートがあるので、その時の押されメンが囁くと良いと思います。個人的には伊野尾くんか知念くんの声質が合うかなあと思います。もちろんエース山田くんでも良し。ちなみに嵐は松潤が担当(というか嵐の囁きパートはだいたい松潤) 

この曲も嵐にしては珍しくソロパートが多いので各メンバーの声を楽しめると思います。

 

Troublemaker(2010)

29th/アルバム「僕の見ている風景」収録/ドラマ「特上カバチ!!」主題歌

5人がわちゃわちゃ踊るダンスがかわいい!サビの振りはオタクもみんなで踊ろう。とにかく明るいポジティブな曲なのでJUMPの光り輝く王子様スマイルが堪能できると思います。

そしてこの曲は後半、

輝きを秘めたハートビート 刻んでゆくのさ

の「ハートビート」の部分で大野くんと櫻井くんが2人で手を合わせてハートを作るというオタクホイホイな振りがあるんですよ。もちろん嵐オタもキャーキャー言う箇所なんですけど、JUMPだったらここは薮くんと八乙女くんで決まりでしょうね…最&高です。マジで見たい。余談ですけど嵐はたまにこういうあざとい振りを入れたシングルをぶっこんでくるので地上波でも油断できません。特にMステ。

嵐バブルが最高潮に達していた2010年、櫻井くん主演のドラマ主題歌です。今もたまにメドレーで歌ったりしてるので一般浸透率も高いはず。私も見ていたんですけど、相手役の堀北真希ちゃんに「あんたバカ?」と毎週言われる櫻井くんを堪能できます。行政書士事務所の話でお仕事ドラマとしても面白かったんですけど、最後の生放送予告?がちょっと寒かったのも今となっては良い思い出…何せ堀北真希ちゃんが寿引退してしまったので続編は永遠に幻となりました(余談)

 

Sakura(2015)

45th/アルバム「Japonizm」収録/ドラマ「ウロボロス」主題歌

最後は、ここ数年のシングルの中でもダンス重視の曲をひとつ。ドラマの雰囲気に合わせて大人っぽい曲に仕上がっています。ダンスも大人っぽいというか色っぽい振りなので、平均年齢20代半ばのJUMPちゃんたちの若い色気で踊ってほしい。ファンの欲目ですけど、

そして明日も何かを探し続けて

何度だって脱ぎ捨てる

という部分の二宮くんが最高にお色気なので検索してくれ!JUMPだったらここは有岡くんにお願いしたい。ヒルナンデスとのギャップでオタクを殺してくれ!

ドラマは斗真くんと小栗旬くんのW主演だったんですけど、めずらしく夫がはまっていて2人で見ていた思い出のドラマでもあります(いらない情報)。嵐が出ていないドラマに主題歌を提供するなんて珍しいですけど、それが斗真くんのドラマだっていうのがまたエモ案件ですよね。Jr時代に詳しくない私すら「歳月…」と思い目頭が熱くなりました。ほんと斗真くんが売れて良かったよ!CDデビューだけがすべてじゃないぞ!

 

<シングル以外5選>

Still…(2007)

20thシングル「Happiness」カップリング/アルバム「All the Best! 1999-2009」「ウラ嵐マニア」収録

ファンも大好きなんですけどそれ以上にコンサート番長・松潤のお気に入りの1曲。作詞作曲は名曲メーカー・多田慎也さん。イントロから最後まで怒涛のエモさでエモ死にしそうになります。松潤の琴線に触れたおかげで、カップリングにも関わらず定期的にコンサートで聞くことができます。

なかなかJUMPのシングルでこういう切ない曲調って聞けないと思うので、ぜひキュンキュンさせてほしい。

2番のサビ、

抱えたものの多さに潰れそうなその時には 思い出して

ずっとつないできた その手は嘘じゃないから

戻れるはずもない日が愛おしいよ でも明日も僕たちを待っている

どこへだってまだ行ける

を担当に置き換えて存分に萌えてほしいです。

 

Love Situation(2007)

アルバム「Time」収録

片思いの相手から急に呼び出されてワクドキしながら向かう乙女心というか都合の良い女というか(男かもしれんが)の恋心を歌った曲。ファン投票で1位になったこともある人気曲です。嵐に、というかJポップによくある「詳しい状況は説明しないまま片思いの高まる気持ちを聞かされる」恋愛ソングなんですけど、曲が良すぎてそんなことはどうでもいいです。

この曲のキモは

言い出せなくても構わないなんて 恋する力にかなわないんじゃない

その眼を心に向ければ そうそれが二人の近道だから

素直な自分をさらけ出し 愛することを諦めない

始まっていく その夢に少しずつ

チカヅキタイ

4人がソロでつないで最後の「チカヅキタイ」で松潤が囁くんですけど、JUMPでいうとFantastic Timeの中島くんパート「ダカラ」と同じだと思ってください。もうコンサートではキャーキャーですよ。オタクホイホイが過ぎます。

ダンスも一人ひとりに見せ場があるので、かっこよくかわいく踊るJUMPが堪能できるはずです。

余談なんですけど、この曲は私が嵐に本当にハマった瞬間でもあって、初めて行った2007年Timeコン(オーラス)でアリーナの頭上をムビステが通り過ぎていった曲なんです。頭の上を通り過ぎる嵐を呆然と見ながらFC入会を決意した1曲。その後、この間の八乙女くんほどではないと思いますが、成人男性としては号泣レベルの相葉くんの涙を見てふたたび呆然としたのも良い思い出です。同行の方(妹の友人)に「毎回こんな感じなんですか!?」と聞いて「オーラスは特別ですよ~」と教えてもらったのが懐かしいです。さらに余談ですが、このTimeコンを最後に嵐はアリーナからドームへ羽ばたいていったのでありました。JUMP担がヤキモキしている件はおそらく現実になる予感がします…

 

マスカレード(2015)

アルバム「Japonizm」収録

一言で説明すると少年隊の仮面舞踏会です。以上です。古き良きジャニーズ文化を継承したいという嵐の思いから収録された1曲。このジャニーズイズムはぜひJUMPに受け継いでほしいと思い選びました。少クラプレミアムで流れたコンサート映像の中に踊ってる姿があるはずなので持っている方はぜひ見てください。ジャニーズ最高!と思えます。

全体を通して畳みかけるようなソロパートが堪能できますが、

振り子のように 揺られながら

奏でるのは 波のプレリュード

時間を止めて抱きしめれば

夜が魅せたラストダンス

この辺を歌の上手いメンバーで滑らかに歌い上げてほしいです。特に「波のプレリュード」の部分は大野くんがウルトラ美しく歌っているので一番うまい人が担当したほうがいい。イメージだと薮くんですか?合うわ~聞きたいわ~

 

Do my best(2008)

アルバム「Dream”A”live」収録

初めて聞いたときにあまりのV6っぽさに驚いた曲。語れるほどV6を知らないんですけど、一般人のイメージするV6(初期)を具現化したような感じです。アップテンポの明るいメロディ、ポジティブな歌詞、ガシガシ踊る6人が目に浮かぶようです。

JUMPは現在のデビュー組の中で一番V6イズムを継承しているグループだと思うので絶対合うと思う。というか2008年ならJUMPがデビューしてるので、JUMPにあげても良かったんじゃないかとすら思う。

だから素直に気持ち届けたくて

僕らはいつでも自分らしく

心の温もり伝えてくように

駆け抜けてく未来へ夢を持って

変わらぬ思いで いつも待っているよ

きっと誰もがDo my best

まさに10周年を経て未来へ羽ばたいていくJUMPのためにあるような曲じゃないですか。余談ですが、通勤中に聞くのがおすすめです。

 

モノクロ(2013)

41th「Endless Game」カップリング

これはもう単純に好きなんです。ライブDVD「LOVE」に入ってるんですけど最&&高なので検索してみてください。なんか黒い服で椅子に座ったり立ったりしながら歌うんですけどほんとかっこいいから…

嵐にしては珍しい大人の恋の歌なので、JUMPにも過剰なくらいかっこつけて歌ってほしい。特に山田くんあたりは嵐より上手いんじゃないかと思います!いや嵐も松潤(本能)二宮くん(演技派)あたりは上手いんですけど、年上3人に照れがある気がする!

薄明り 引き寄せた華奢な肩

上唇に秘めたその強さ 確かめてみたいから

という同人誌かよ!?という気恥ずかしい言葉のオンパレードで萌え死ねると思います。

 

以上です!長い!

番外編5曲もあるんですが、さすがに長いので次回に持ち越します。

いやー年末楽しみですね!